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医療費控除が自分以外にも適用できる話

こんにちは。ムツ吉です。

2018年10月に血液の癌である悪性リンパ腫を告知され、同年12月より抗がん剤治療をしています。闘病日記のブログです。

 

病名は10万に1人と言われる

結節硬化型古典的ホジキンリンパ腫

と診断され、

化学療法内容はA-AVD療法で治療してます。

 


癌で使える公共制度の話⬇︎

【20代・派遣社員・生命保険未加入 でガンの申告を受けてからのお金の心配】 - 20代・男性・がん保険未加入・派遣社員で癌を診断されて完治するまでの闘病記録

 

癌が発覚してから抗がん剤治療でかかった費用⬇︎

【闘病中の医療費公開!】癌はこれくらい医療費かかります。 - 20代・男性・がん保険未加入・派遣社員で癌を診断されて完治するまでの闘病記録

 


病気を経験した事で学んだ事をシェアしていきます。

 


治療計画としては

抗がん剤を4クール(私の場合は1クールが2回なので抗がん剤投与は合計8回)→放射線→経過観察

の予定で治療をしています。

医療費控除が自分以外にも適用できる話

私の事ですが

現在、療養中の為

傷病手当金のみで生活しています。

 

傷病手当のみで生活すると?

傷病手当金は

そもそも非課税なので

一年間の収入が傷病手当金のみだと

税務状、その年の所得は実質ゼロになるのだとか。

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所得がゼロだと医療費控除は意味ない?

通常、所得があれば

その所得に医療費控除を入れ込む事で

その年の所得を下げる事ができます。

(所得が下がる事で、

結果的に翌年の住民税が下がったり

払い過ぎた所得税の還付があります。)

 

なので

税務状、所得がゼロの状態だと医療費控除は意味がないと思っていました。

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税務署に聞いてみると

ネットでこんな記事を見つけました。

【確定申告】所得税を払ってない人(無職)が医療費控除する方法。 | 大きなひとりごと。

 

なんと、

自分の医療費控除を他人の所得に当て込む事ができるらしい!!

実際に最寄りの税務署に聞いてみた

紹介したネットの記事には

家族以外も可能という風に書かれていますが

最寄りの税務署に電話で尋ねてみると

家族のみ適用できるとのこと。

 

この時に言われたのは

奥さんはOKだけど、結婚する前の彼女はダメと言われました。

あくまで

家族のみ。

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やり方

家族の確定申告の時に

自分の医療費控除の金額を書き込むだけ。

(詳しくは税務署に確認しながら記入をオススメ)

 

確定申告をした事がない方は

少し抵抗があると思いますが

確定申告をやった事がある人は

簡単な作業だと思います。

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何故こんな事ができるのか?

税務署の理由としては

家族支援という名目でこういう事が出来るみたいです。

 

闘病中、

お世話になった家族へ

住民税の減税と還付金の恩返しとしてやってみてはいかがでしょうか(^ ^)